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2009年09月29日

縄文人にチャレンジ  釣り針

以前から不思議に思っていた事がある。
それは縄文時代の釣り針。
私はあれでは絶対に魚は釣れないと思うのです。(釣り人のカン)
そしてその疑問に答えを出す時が来た。
それは、8月29日、家族でドライブに行った『星くずの里 黒曜石体験ミュージアム』で縄文人にチャレンジした時の事。
私は縄文人にチャレンジで、上級編の3時間コース、釣り針作りに挑戦したのです。
講師のおばさんは、「釣り針作りは何年ぶりかね」、「作るのに3時間は必要だからね」と言われました。
内心は、「1時間もあれば大丈夫、記録を作ったる」と意気込んで始めたのですが。

まず最初に渡されたのは、鍵型に加工された牛の骨、沢山ある中から自分の好みの物を選んで加工します。



釣り針加工のスタートです。




作業は至って地味、ただただひたすらに研ぎ続けるだけ。
何も考えず無心に研ぎ続けるだけ。




1時間研ぎ続けた成果です。
とても釣り針には見えません。




その後まだまだ研ぎ続けます。
2時間研ぎ続けた成果です。
目標の形にはまだまだ遠い。汗




3時間、砥石とヤスリで研ぎ続けた結果です。
予定の形には成りませんでしたが、時間切れ、ここで終了です。号泣




最後に釣り糸と竹を結んで完成です。
とても魚が釣れる様な物は出来ませんでした。
たぶん海の魚なら何とか釣れそうですが、川の魚は無理でしょう。
釣り人の素人考えですが、きっと縄文人は、川魚は捕まえて、湖とか海の魚を釣り針で釣っていたのでは無いでしょうか。



 
イメージ的にはこんな感じだったのですが………!!



頑張った自分自身のお土産に黒曜石のナイフを買ってきました。
これは間違いなく使用できます。
縄文人も黒曜石のナイフを使用していたのでしょうか。



縄文人の知恵にチャレンジしてきましたが、縄文人はこんなにも素晴らしい知恵を持った人達だったのだと感心させられました。
  
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Posted by 釣野最中 at 01:22Comments(0)AZオフロードと旅