奇跡のラスト一投
3月2日、近くのダムにしラメを狙って釣りに出掛けた。
午後3時に釣りを開始、先客は居たが、私が流れる早さと川底の様子から推理したポイントは少しだけ下流、迷わずそのポイントに入った。
狙い通り1投目からシラメが追い掛けて来たのだ(^ω^)、完璧な推理、出来すぎだぁ♪
やっぱり出来すぎだった♪
シラメが追いかけて来ても釣れない
釣れなきゃ、意味ないじゃん。
何をしても、何回投げてもシラメは追い掛けてくるだけで、「あっ」と言う間に時間が過ぎて、釣り人は俺だけになった。
皆も釣れないから順番に帰って行ったんだ。
周りも暗くなり寒さもきつくなり、ついに俺の心も折れて諦めた。
帰り際に下流に目をやるとシラメが跳ねるのが見えた。
正確には暗くて魚が跳ねても見える事は無いから、跳ねた気がしたんだ。
少し下流だからこのまま帰るかな?
そう思ったけど、これがラスト1投、そして奇跡の1投、全く釣れなかったシラメがついに釣れたぁ(^ω^)
思わず両手を天に突き上げて「ヤッター」って叫んだ。
暗く、誰も居ない川原に俺の声が響いた。
最後の最後、諦めたラスト1投で釣れたシラメ、この達成感が釣りを病み付きにさせる。
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