2010年12月10日

久しぶりに夢を見た。
昔懐かしい夢だった。

昔懐かしい人からバレンタインデーに届いた袋の中身は、チョコレートとお菓子のパン。
それにくちゃくちゃになった手紙と写真、こっそり部屋を抜け出し、人目に付か無いよう手紙を見た。開けた封筒の写真には大人になった姿が映っていた。
寒いのは嫌いだからスキーはしないと言ったのに、スキーの板と背比べをしながら写っている。
ヘアースタイルも、笑い顔も昔のまま写真の中でこちらを見てる。
好かれる人だったから友達も沢山いた。
チョコレートとパンを引き出して、今度お礼をする時に手紙を入れてメールアドレスを聞こうと思ったら夢から覚めた。
これが夢だと少しの間信じる事が出来なかった。
チョコレートも、パンも、手紙も、写真も、封筒も、何も残っていない。
懐かしい暖かい想いだけが体の中心に残っている。
でも現実は夢、写真を見る事も、手紙を読む事も、メールアドレスを聞く事も、返事を出す事も出来ない。
忘れないうちにブログにだけ残す事にした。

夢を見るって良いよね、もう二度と会う事のない人とでも会えるから。
でも、楽しい夢から目覚めたら厳しい現実が待ってるんだ。
何も変わらない現実が待ってました。
こんな夢を見ると、本当に会いに行きたくなってしまう。
会いたいなぁ。
今度ゆっくりと寒い町に出掛けてみるかな。
でも一人で出掛けるのは辛いか。
  
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Posted by 釣野最中 at 03:45Comments(4)